12月9日(金)多目的仮設住宅自治会からのリクエストで元女川第一中学校教諭の佐藤敏郎さんのトーク&ライブ「うたって、しゃべって」が行われました。

佐藤さんは女川第一中学校に勤務されていた震災当時、生徒たちの想いを五・七・五に込める俳句づくりの授業を行い、その取り組みは歌集となって書籍化されています。また、大川小学校のご遺族の方々で「小さな命の意味を考える会」を立ち上げ、命を守るための講演活動に全国を飛び回っておられます。

ご多忙の中ではありましたが、これまで継続して何度も多目的仮設でトーク&ライブを行っておられ、今回も二つ返事で駆け付けてくれました。

トーク&ライブ

はじめに佐藤さんのギターの伴奏で懐かしい歌謡曲や童謡を合唱してから、トークのコーナーでは冒頭に「3.11を無駄にしたくない」という提言が示され、子ども達との数々の「命を守る」取り組みをビデオや写真も交えて紹介してくれました。それらが実を結び、影響を与え合い、各地に子ども達による防災の取り組みが広がっていったことが、震災で犠牲になった尊い命を無駄にしないことの実践に他ならず、集まった住民の方々の胸にも熱く響いていたようです。

最後に再び全員で合唱して、晴れやかな気持ちでイベントが終わりましたが、子ども達の熱意ある具体的な取り組みに対して、大人はどのようなことが出来るのかというメッセージが残されたように思います。

災害時に大切な命が守られる地域のあり方について大人も共に考え、その実現に向けた取り組み・地域づくりを平時から行うことが必要なのではないでしょうか。